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ロマン主義
【ロマンしゅぎ】

福武国語辞典ら行 > ロマ

高いもの、はるかなもの、美しいものに対するあこがれの心を重んずる立場。「浪漫主義」とも書く。{参考}西欧では、十八世紀末から十九世紀初めにかけて席巻(せつけん)した文芸思潮。日本では明治二十年代、島崎藤村(しまざきとうそん)・北村透谷(きたむらとうこく)・上田敏(うえだびん)らの「文学界」を中心に成立した。国木田独歩(くにきだどつぽ)・土井晩翠(つちいばんすい)らもロマン性豊かな作品を書いた。三十年代には、与謝野鉄幹(よさのてつかん)・晶子(あきこ)らの「明星(みようじよう)」を中心に栄え、石川啄木(いしかわたくぼく)・薄田泣菫(すすきだきゆうきん)・蒲原有明(かんばらありあけ)・泉鏡花(いずみきようか)・高山樗牛(たかやまちよぎゆう)らもいた。この時期がロマン主義最盛期といえる。明治末年から大正初期にかけて北原白秋(きたはらはくしゆう)・吉井勇(よしいいさむ)らの「パンの会」や、永井荷風(ながいかふう)・谷崎潤一郎(たにざきじゆんいちろう)ら耽美派(たんびは)など、いわゆる新ロマン主義作家が活躍する。ロマンチシズム。↓写実主義


ベネッセコーポレーション
「福武国語辞典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「ベネッセ国語辞典 電子特別編集版」樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄

『福武国語辞典』を元に編集した電子特別編集版。日々の仕事・生活の中で使われる言葉や意味、用法が重要な現代語を中心に約6万語を収録。文章を書く際に役立つよう用例を多く掲載するなど使いやすさを追求した国語辞典。

出版社: 福武国語辞典[link]
編集: 樺島忠夫/植垣節也/曽田文雄/佐竹秀雄
価格:2571
収録数: 60000語1456
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発売日: -
ISBN: -