耳に聞こえるメロディーは美しい。しかし聞こえないメロディーはもっと美しい
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 一芸は真理に通ず
【名言名句】
耳に聞こえるメロ
ディーは美しい。しかし聞こえないメロディーはもっと美しい
【解説】
耳で聞くメロディーよりも、魂の奥深くで聞くメロディーのほうが美しいという。感性の鋭さを資質とする詩人ならではの言葉である。カーライルは、「音楽は天使たちの語らい」だといっている。
【作者】キーツ
【生没年】1795~1821
【職業】イギリスの詩人
【参考】キーツは七歳で父を失い、十五歳で母を結核で亡くす。医者に奉公してようやく医学学校にはいるものの詩に魅入られて学業を放棄した。しかし詩人としては認められず、弟も結核で失い、自身も結核に冒され、恋人との結婚をあきらめ、療養にいったローマでさびしく世を去った。わずか二十五年の短い生涯だった。病床のキーツは耳に聞こえてこない音楽で自らを慰めていたのであろうか。
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「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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