現在とは「思索」、つまりは書くこと、読むこと、考えることの別名なのだ
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 才能と人間力を高める
【名言名句】
現在とは「思索
」、つまりは書くこと、読むこと、考えることの別名なのだ
【解説】
石川によれば、紙とは世界であり、書くことは「はるかなる歴史に対して書き、もう一つの世界〈表現世界〉を生み出すこと」である。
話し言葉ではなく、また、携帯メールのように無自覚な文体でもない。思索と自省をもって書かれた言葉は、すなわち精神の全貌を示す。
石川はさらに、肉筆こそが思索を具現化するにふさわしく、パソコンなどは事務文書作成以外には用いるべきでないと説くのだが、この説は措くとしても、「現実に鋭く筆を突き立て 現実をまさぐる「思索」に現在は宿る」に続くこの言葉には学ぶところが大きい。
【作者】石川九楊
【生没年】1945~
【職業】書家
【出典】『「書く」ということ』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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