身体から病気を追いだすことのできない医学になんのとりえもないように精神の苦しみを追いだすことのな
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【名言名句の辞典】 6叡智とわざ > 才能と人間力を高める
【名言名句】
身体から病気を
追いだすことのできない医学になんのとりえもないように精神の苦しみを追いだすことのない哲学にはなんのとりえもない
【解説】
体の病を治せないような医学には用はない。悩みや苦しみといった心の病を癒せないような哲学には用はないのである。
「最高の善は快楽であって、最大の悪は苦痛である」というのがエピクロスの根本理念である。エピクロスは、哲学を幸福追求の手段と考えた。この場合の「幸福」とは一種の精神的快楽である。いつどのようなときでも「心を乱されない状態」が「快」である。
快楽主義「エピキュリアン」とは、エピクロスの名前が由来であるが、エピクロスのいう快楽は精神的な快楽である。
【作者】エピクロス
【生没年】BC341頃~BC270頃
【職業】古代ギリシャの哲学者
【出典】『断片』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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