子どものからだも自然であるやわらかい皮膚、筋肉はらわた、血、それに骨魂のもとである神経や脳みそさ
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【名言名句の辞典】 4愛 > かけがえのないもの
【名言名句】
子どものからだも
自然であるやわらかい皮膚、筋肉はらわた、血、それに骨魂のもとである神経や脳みそさえが物質という自然である
【解説】
子どもは、子どもである期間を十分に子どもらしく育てられなければならない。まわりの野原や小川といった自然との接触を活発に行って、自然のよいものを「飲んだり、食ったり、吸ったり」して、筋肉も、神経も、血も骨もはらわたも丈夫にしなければならないのだ。
大村はまも「子どもというものは、元気なようでいて、案外もろくて弱いものです。疲れやすいのです」(『教室をいきいきと』)といっている。
【作者】国分一太郎
【生没年】1911~85
【職業】作家
【出典】『しなやかさというたからもの』
【参考】国分一太郎は山形師範を出てのち生活|綴方を中心とする北方教育運動の活動家として知られた。戦後は、生活綴方教育の復興と発展に努めた。
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