少数者がきわめて富み多数者がきわめて貧しいために人々が絶えず自分の富もしくは貧困を考えざるを得な
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【名言名句の辞典】 3人間 > 世界の中で生きる
【名言名句】
少数者がきわめて
富み多数者がきわめて貧しいために人々が絶えず自分の富もしくは貧困を考えざるを得ないような社会は実は戦争状態にある社会である
【解説】
きわめて富む少数者は自分の富を守りより膨らませることばかりを考え、きわめて貧しい多数の者はどうしたらそこから抜け出せるかばかり考える。
そんな社会の状態を政治学者のラスキは「戦争状態」だと考えた。そのようなアンバランスな社会は、少なくとも平等とはいえないし、ともすれば国家権力による自由や人権の抑圧ということが起こりやすいと考えた彼は、労働党に入党して中央委員長にまでなり、理論だけでなく、政治家としても力をつくすことになった。
【作者】ラスキ
【生没年】1893~1950
【職業】イギリスの政治学者
【参考】アメリカ第三十五代大統領ジョン・F・ケネディは高校を卒業したばかりの一九三五年、ロンドンに留学、ラスキの門をたたいたという。
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