困難な情勢になって始めて誰が敵か、誰が味方顔をしていたかそして誰が本当の味方だったか分るのだ
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【名言名句の辞典】 3人間 > ともに生きる
【名言名句】
困難な情勢になっ
て始めて誰が敵か、誰が味方顔をしていたかそして誰が本当の味方だったか分るのだ
【解説】
人間は、困難な立場に立たされたとき、はじめて、だれが自分の本当の友人であったか、わかるという。
政治活動だけではない。学術の世界でも、経済界でも、芸能の世界でも、逆境に立ったとき、人間の本当の心があからさまになるものだ。
【作者】小林多喜二
【生没年】1903~33
【職業】作家
【出典】『暴風警戒報』
【参考】小林多喜二が、共産党員としての地下活動中に逮捕され、築地署で拷問を受けて殺されたことは、よく知られている。プロレタリア文芸運動や労働運動中に、さまざまな経験をし、この言葉となったのであろう。
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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