人生意気に感ず功名誰か復た論ぜん
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【名言名句の辞典】 3人間 > ともに生きる
【名言名句】
人生意気に感ず
功名誰か復た論ぜん
【解説】
人間は時に相手の心意気に感激して、金や成功といったことに関係なく仕事をするものだ。だれでも人生に一度や二度は相手の気持ちに強く心を動かされて自分の利害を無視して仕事をしたり、人の手助けをしたりするものではないだろうか。こういう経験は必ず自分にとってもプラスになるはずである。また「意気に感じ」た相手とは心の通った関係をもつことができるだろう。
【作者】魏徴
【生没年】580~643
【職業】中国の政治家
【出典】『唐詩選』
【参考】隋末の混乱期、群雄割拠して覇権を争う戦いが続いた。最後に勝ったのが唐である。魏徴ははじめ唐の競争相手、李密の重臣であったが、唐の高祖|李淵に引き抜かれたのである。この言葉は、魏徴が新たな主君の命を受け、かつての主君の部下たちを帰順させるために出兵するときの詩の一節といわれる。主君が自分を抜擢してくれたことへの感激と、国家の創業という大事業への気持ちのたかぶりがあらわれている。のちに魏徴は唐屈指の重臣となる。
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