大丈夫宇宙の間に生く何ぞ久しく筆研に事へんや
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【名言名句の辞典】 3人間 > 人間とは何か?
【名言名句】
大丈夫宇宙の間に
生く何ぞ久しく筆研に事へんや
【解説】
高杉晋作は藩の軍艦|丙辰丸で江戸へ向かう途上、広く果てしない大洋を望み、感激のあまりこの言葉を口にした。幕末の動乱の時代、奇兵隊を率い、長州藩を討幕運動に統一した行動の人らしい言葉である。
広大な天地の間に生きる男子たるもの、机に向かってばかりいるようではいけない。書斎に閉じこもるのはやめて外の世界で活動すべきである。
現代流にいえば「書を捨てよ、町へ出よう」(寺山修司)といったところか。
【作者】高杉晋作
【生没年】1839~67
【職業】志士
【出典】『東帆録』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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