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出でて去なば主なき宿となりぬとも軒端の梅よ春を忘るな
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名言名句の辞典1人生 > 老いとともに生きる

名言名句
出でて去なば主な
き宿となりぬとも軒端の梅よ春を忘るな
【解説】
二十八歳で兄頼家の遺児|公暁に殺害された悲劇の将軍実朝の辞世の歌。
骨肉相|食む政治の泥沼の世界から逃れて、和歌に没頭した実朝は、『金槐和歌集』という歌集をもち、後世に影響を与えた。
自らの死を予感し、主人がいなくなっても、梅は春を忘れずに咲いてほしいという願いは、実朝の生涯とその死を考えるとき、哀切の思いをかきたてる。
このように、辞世の句は、歴史の営みと人間の生涯をわれわれに語りかけてくるもの。「誰にかも昔をとはむ故郷の軒端の梅は春をこそ知れ」(『金槐和歌集』)という一首もある。
【作者】源実朝
【生没年】1192~1219
【職業】鎌倉幕府三代将軍
【参考】この歌は『吾妻鏡』にみえる。『吾妻鏡』は鎌倉時代に成立した歴史書。一一八〇年の源頼朝の挙兵から一二六六年までの八十六年間を将軍の代ごとに日記形式で記述している。作者不明。


あすとろ出版
「名言名句の辞典」
JLogosID : 14820744


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編集: 現代言語研究会
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発売日: 2008年4月
ISBN: 978-4755508141