人は通常金銭を貸すことを断ることによって友を失わず金銭を貸すことによって、たやすく友を失う
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【名言名句の辞典】 1人生 > 豊かに生きる
【名言名句】
人は通常金銭を
貸すことを断ることによって友を失わず金銭を貸すことによって、たやすく友を失う
【解説】
友人、知人が、経済的な事情で借金を申し込んできたときに、断るのは友情を裏切ることになるかもしれない、というのが通常の考え方である。
しかし、金銭を貸せば一時的にはよいが、後々まで精神的な負担を感じたり、返済の約束を果たせなかったりした場合には、お互いに気まずくなり、長いあいだ続いた友情と信頼関係を失うことにもなりかねない。借金の申し込みを断るのもひとつの友情であり、勇気であることがある。
「敵をつくりたいと思ったら、金を貸してたびたび催促するがいい」ということわざもある。
【作者】ショーペンハウアー
【生没年】1788~1860
【職業】ドイツの哲学者
【出典】『幸福のための警句』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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