幸福とはかかわりあって生きてゆくひとりひとりが自分の小ささを知り知るから、より大いなる者を仰ぎ..
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【名言名句の辞典】 1人生 > 豊かに生きる
【名言名句】
幸福とはかかわ
りあって生きてゆくひとりひとりが自分の小ささを知り知るから、より大いなる者を仰ぎ見てその光を少しずつ受けて心の中に湖のような静けさと何ものによっても奪われない安らかさを得ることじゃないかしらん
【解説】
愛する人を幸福にしてあげたいと思う。あるいは、他者に何事かを期待して幸福になりたいと願う。しかし、いずれも成就することはない。人は人に対して幸福を授けることはできないのだ。
「より大いなる者を仰ぎ見」ることとは、この場合キリスト教の神に帰依するということなのだろうが、もっと一般的に、何者かによって生かされているという宗教的情操としてとらえることができるだろう。幸福は、己の卑小さを自覚することを通して、自分自身の体験として実現されていくもののようである。
【作者】犬養道子
【生没年】1921~
【職業】評論家
【出典】『あなたに今できること』
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【この辞典の書籍版説明】
「名言名句の辞典」現代言語研究会 |
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