人生五十功なきを愧ず
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【名言名句の辞典】 1人生 > 人生を切りひらく
【名言名句】
人生五十功なきを
愧ず
【解説】
「五十にもなって何の功績もなくお恥ずかしいかぎりです」という謙遜の言葉で、室町幕府の管領であった細川頼之が職を辞して剃髪した際につくった詩の一節。じつはこのとき、頼之は反対派のクーデターのため一族とともに領国の四国に逃れる途上だった。したがって、この言葉にも単なる謙遜ではなく複雑な思いがこめられているだろう。
【作者】細川頼之
【生没年】1329~92
【職業】武将
【参考】細川頼之は、十一歳で将軍職を継いだ義満を補佐、管領として幕政を指導した。義満は頼之を信頼していたようで、のちに彼が復権すると僧籍にあったにもかかわらず、幕政に参画させている。
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