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バス停
【ばすてい】

道と路がわかる事典7章 乗り物についての豆知識 >

大都市では地下鉄やJR、私鉄が公共交通機関の主流を占め、乗合バスは脇役に甘んじているが、地方都市および鉄道の通っていない地域では、バスはまだまだ人々の貴重な足である。路線バスは国土の隅から隅まで、それこそ鉄道の入り込めないような山間地域から、離島に至るまで、鉄道とは比較にならぬほどのきめ細かい路線網を持っている。
バスの走る路線には無数のバス停がある。では、日本最果てバス停はどこにあるだろうか。
日本最北端の地として観光名所にもなっている宗谷岬にある宗谷岬停留所(宗谷バス)が、日本最北端のバス停である。最東端のバス停は、日本本土最東端の地の、納沙布岬にある納沙布灯台停留所(根室交通)だ。
また、日本最南端のバス停は、沖縄の八重山列島にある西表島の豊原停留所(西表島交通)、最西端のバス停は、日本最西端の地の与那国島にある久部良停留所(与那国交通)である
日本最高所にあるバス停は、日本一の高所を走る山岳ドライブウェイとして有名な、乗鞍スカイラインの終点の畳平停留所だ。
参考までに、最果ての鉄道駅はどこにあるのか。日本最北端の鉄道駅は、JR宗谷本線の稚内駅、最東端の駅はJR根室本線の東根室駅(有人駅の最東端は根室駅)、最南端の駅はJR指宿枕崎線の西大山駅(有人駅の最南端は山川駅)、最西端の駅は松浦鉄道のたびら平戸口駅。また最高所の駅はJR小海線の野辺山駅である
バス停ではないが、「国道」という不思議な名前の鉄道駅がある。陸上交通の主導権を巡って敵対関係?にある鉄道で、道路の顔ともいえる国道を駅名にするとは、何とも奇妙だ。駅の近くを国道15号(第一京浜)が通っていたことがその駅名の由来だという。


日本実業出版社
「道と路がわかる事典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「道と路がわかる事典」浅井 建爾

道を切り口に日本を旅する楽しみに出会う本。身の回りの生活道路の不思議から、古道の歴史、国道や高速道路、橋やトンネル、乗り物まで道と路に関する知識が満載。

出版社: 道と路がわかる事典[link]
編集: 浅井 建爾
価格:1620
収録数: 255274
サイズ: 18.6x13.4x2cm
発売日: 2001年11月
ISBN: 978-4534033154