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臘月
【ろうげつ】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 師走

 師走・極月などとともに、臘月は旧暦一二月の異称。年末のことを臘尾といったり、年が明けて前年となった一二月のことを旧臘といったりする。一二月八日に仏教寺院、とくに禅寺で行なわれる成道会は、「臘八会」ともいう。これは、釈尊が臘八(一二月八日)の暁に、大悟して成道したことにちなむ。
 臘というのは、冬至後の第三の戌の日の中国の祭のことで、猟の獲物が神や祖先にまつられる。この臘が転じて、年の暮や旧暦一二月が臘月と呼ばれるようになった。新暦では冬至は一二月二二日頃だが、旧暦では一一月中にあたる。戌の日は一二日ごとにめぐってくるので、第三の戌の日は旧暦一二月の中旬から下旬となるのである


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214