酉の市
【とりのいち】
【暦の雑学事典】 5章 季語と年中行事の雑学 > 霜月
一一月の酉の日に、各地の鷲・大鳥神社で行なわれる祭礼。最初の酉の日を一の酉、次を二の酉、三番目を三の酉といい、昔は三の酉まである年は、火事が多いといわれた。
鷲神社の本社は大阪府堺市にある。ヤマトタケルは死んでから白鳥となり、その降り立った地に神社が建てられたと伝えられる。東京近辺にあるのは末社だが、武運の神として江戸時代には武士の参詣が多くなり、のちに商売繁盛の神として、江戸町民たちの信仰を集めるようになった。福をかきいれるという意味で、酉の市では縁起物の熊手が売られる。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「暦の雑学事典」吉岡 安之 |
|
-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。 |
|
出版社:
暦の雑学事典[link] |