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魂祭
【たままつり】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 葉月

 七月一三~一五日または一六日は盆・盂蘭盆にあたる。月遅れでは八月、旧暦によるときは旧盆という。もともと盆は、祖霊を迎えて送る魂祭だった。江戸時代に先祖供養を説く仏教の盂蘭盆経と結びつき、盂蘭盆会の仏事が営まれるようになった。
 一三日を迎え盆・宵盆といい、この日の夕刻にオガラ(麻の茎)を焚いて迎え火とし(魂迎え)、一五日または一六日の送り盆の夜に、再び焚いて送り火とする(魂送り)。各地で行なわれる灯籠流し・精霊流しも魂送りの民俗行事である。京都の大文字送り火は八月一六日に行なわれる。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

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出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214