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葉月
【はづき】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 葉月

 旧暦八月の異称。『日本書紀』では、八月をハツキと読ませている。葉が黄色く色づく頃なのでハ(葉)月、落葉が始まる頃なのでハオチ(葉落)月といった語源説がある。八月はまた木染月とも呼ばれる。
 しかし、なぜか古歌に八月を詠み込んだものはなく、もともとハヅキのハが葉の意味であったかどうか、納得できる説明はない。
 農事と関連づけて、ホハリ(稲発・穂張)月、早稲の花がつく頃なのでハナ(花)月とする説もあるが、かなり無理がある。
 新暦八月はまだ厳しい暑さが残る候である。時候のあいさつにも、葉月の候というのはあまり使われない。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

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出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214