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卯の花腐し
【うのはなくたし】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 五月

 卯の花を腐らせるような長雨のことをいう。旧暦四月を卯月というが、卯の花が咲くのは、五月下旬から七月にかけてであり、卯の花腐しの雨は旧暦四月の雨ではない。歳時記では春雨と梅雨の中間の長雨と説明している。同様に卯浪というのも、卯月の波ではなく、風によって立つ白い波頭を卯の花にみたてたものだ。
 卯の花とはユキノシタ科の落葉低木ウツギ(空木)の花のことである卯の花の咲く頃の曇り空を「卯の花曇り」という。卯の花のまばゆいばかりの白さが際立つのは、晴天よりも曇天や雨の日である


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214