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【まつり】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 五月

 俳句では祭は夏の季語である。かつて祭といえば、京都の上賀茂神社および下賀茂神社の葵祭のことを指した。葵祭は勅命(天皇の命令)によって営まれる勅祭であり、農村の収穫祭である秋祭とは起源も目的も異なる
 葵祭はもとは旧暦四月の中の酉の日に、現在は五月一五日に行なわれる夏祭である。夏は伝染病が流行したり食中毒を起こしやすい季節なので、勅命による祓・禊を中心とした夏祭が行なわれたのである。観光客でごったがえす京都の祇園祭(七月一七~二四日)も、疫神や死者の怨霊を鎮めるための祇園御霊会に始まる


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

曜日の順番  七曜の起源と意味  干支紀年法と干支紀日法  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214