桜前線
【さくらぜんせん】
【暦の雑学事典】 5章 季語と年中行事の雑学 > 卯月
旧暦四月は夏の始まりで、卯月は初夏の季語となるが、新暦四月は春爛漫の時候である。沖縄から北上するサクラの開花を気象学の前線になぞらえて桜前線という。サクラは種類によって開花日が異なるので、桜前線は最も一般的なソメイヨシノを指標としている。年によって異なるが、通常、東京近辺の通過は三月末~四月初めである。花が散り終わった直後の美しい若葉は葉桜と呼ばれる。これは初夏の季語である。
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【この辞典の書籍版説明】
「暦の雑学事典」吉岡 安之 |
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