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卯月
【うづき】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 卯月

 旧暦四月の異称。『万葉集』に、大伴家持が天平二〇年四月一日に詠んだ「卯の花の咲く月立ちぬほととぎす 来鳴き響めよ含みたりとも」という歌が載る。そこで卯の花(ウツギの花)が咲く頃なので卯月という説がある。ただ、卯の花は旧暦五月頃の花である。含みとはツボミのことだが、それにしても四月の花とするには無理がある。卯の花が語源ではなく、逆に卯月に咲くから卯の花と名づけられたとも考えられるである
 十二支の四番目は卯にあたるので卯月という説もある。しかし、中国では卯月は二月のことである。これは冬至月に十二支の第一の子をあてるからだ。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214