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春分・彼岸の中日
【しゅんぶん・ひがんのなかび】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 弥生

 太陽が春分点にくる日を春分という。新暦では三月二一日頃にあたる。春分・秋分の前後七日間をそれぞれ春の彼岸、秋の彼岸といい、春分の日秋分の日彼岸の中日とも呼ばれる。
 彼岸は暦とは関係ない仏教用語である。彼岸とはあの世のことではなく、此岸の煩悩を断ちきった悟り・解脱の境地をいうが、阿弥陀浄土は西方にあるといわれるので、西に沈む太陽を通じて彼岸が希求されるようになった。春分・秋分の日彼岸会が営まれるのは、この日は太陽が真西に沈むことと関係しているといわれる。また、墓参り日にあてられるのは、祖霊崇拝する日本固有の宗教と仏教の彼岸会が結びついたからだという。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214