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雨水・上元
【うすい・じょうげん】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 如月

 雨水は二十四節気の一つ。新暦では二月一九日頃、旧暦では正月中にあたる。中国では正月一五日を上元といい、飾り灯籠を灯したり、花火をあげたり、団子を食べる習慣がある。また、古くから朝鮮では上元の日は、予祝行事である満月祭が行なわれた。日本の新年の祝いも本来は満月祭であったと推定される。しかし、中国から暦法が渡来して、宮廷で元旦(一月一日)や立春(二十四節気の正月節)が祝われるようになると、日本古来の正月は小正月と呼ばれるようになり、新暦施行後は小正月の行事も急速にすたれるようになった。中国ではグレゴリオ暦とともに陰暦(太陰太陽暦)が農暦として併用されているので、春節に続く上元も盛大に祝われるのである


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214