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如月
【きさらぎ】

暦の雑学事典5章 季語と年中行事の雑学 > 如月

 旧暦二月の異称。新暦ではほぼ三月にあたる。もともと如月というのは中国における二月の異称で、日本でこれにキサラギの読みをあてたとみられる。キサラギの語源についてははっきりしない。一般に流布しているのは、寒さがぶり返すと、いったん脱いだ衣服をさらに重ね着することに由来するという説である。このため「衣更着」とも表わされる。しかし、古くから異説も多く、陽気が発達する時節だから「気更来」、新春(正月)後さらに春めくことから「来更来」などとも説明される。江戸中期の国学者・賀茂真淵は、クサキハリ(草木張り)月が転じたと主張し、『広辞苑』では草木が更生することから「生更ぎ」の意味としている。


日本実業出版社
「暦の雑学事典」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

自然暦  年月日の基準  神無月  

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【この辞典の書籍版説明】

「暦の雑学事典」吉岡 安之

-知っているとちょっと楽しい知識を満載!ミレニアムの意外な秘密がわかる。暦の歴史をたどり、ルーツを探る。いまに生きる旧暦の数々がわかる。さまざまな時計の歴史と科学を紹介。身近な暦の話題から歳時記まで暦の蘊蓄が盛りだくさん。

出版社: 暦の雑学事典[link]
編集: 吉岡 安之
価格:1404
収録数: 198221
サイズ: 18x13x1.8cm
発売日: 1999年12月
ISBN: 978-4534030214