邪正盛衰
【じゃせいせいすい】
【東洋医学のしくみ】 2章 東洋医学ではこう考える >
邪とは病気を引き起こそうとする「病邪」、正は病邪から体を守る「正気」のことで、病邪の力が正気を上回って病気になってしまうのが「邪正盛衰」です。たとえば、ウイルスを病邪、体の抵抗力を正気と考えればいいでしょう。
ただ、結果的に邪が正を打ち負かして発症するといっても、その過程は病邪・正気自体の強さによる2つのパターンに分けられます。この2つが、東洋医学の診断で重要な「実証か虚証か」という見きわめに直結します。
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【この辞典の書籍版説明】
「東洋医学のしくみ事典」関口善太 |
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ともすれば怪しげなイメージがあり、本来の療法とは根拠の薄い健康本が多い中、東洋医学の病理観から気血津液、証などを正しく教える入門書。漢方薬・経絡マッサージなどの実用面もやさしく解説。医療関係者ほか、健康を本気で考える人にぜひ読んで欲しい一冊。 |
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東洋医学のしくみ[link] |