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胡蝶之夢
【こちょうのゆめ】

四字熟語の辞典四字熟語 > 格言ことわざ故事来歴

人生のむなしいたとえ。夢、また、万物一体、主客不分の境をいう。戦国時代、宋の国の一隅に生きた哲人荘子(荘周)の根本思想、考え方を要約した寓話。あるとき、荘子はうたた寝の夢の中で蝶になった。ひらひらと楽しく舞い歩き、自分が人間であることを忘れてしまったところが、目を覚ますと、やはり自分は自分自身であった。だが思うに、荘子が夢の中で蝶になったのか、それとも蝶が夢の中で荘子になっているのか--夢が現実か、現実が夢なのか、よくわからない。自分と蝶は歴然とした区別があるはずだが、本当の存在は区別のない、変化していく姿、そのものではないか--というもの。
『荘子』斉物論。
黄梁一炊の夢邯鄲之夢。往事渺茫。


日本実業出版社
「四字熟語の辞典」
JLogosID : 14820744


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【この辞典の書籍版説明】

「「四字熟語」の辞典」真藤 建志郎

日本人として知っておきたい四字熟語の辞典。日常さまざまなところで使われる四字熟語から、ふだんあまり目に触れることのない四字熟語まで約1,000語収録。解説文には同義語・反意語・類語なども盛り込まれている。

出版社: 四字熟語の辞典[link]
編集: 真藤 建志郎
価格:1467
収録数: 1000語314
サイズ: 18x13x2cm
発売日: 1993年8月
ISBN: 978-4534020482