data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

ボタン
【ぼたん】

雑学大全2生活 > 服装

和服は男女の区別なく右の身頃が下になる襟の合わせだが、洋服になると、男性は右身頃が下にくる合わせで、女性は右身頃が上になった合わせである左利きを差別するわけではないが、普通に右利きの人がシャツコートを着てボタンをかけようとすると、右手にボタンを持って左のボタンホールに通すほうがやりやすい。つまり、男性の合わせのほうが理にかなっている。上着の内側に隠しポケットをつけるにしても、左胸のあたりにつけておけば、右手を滑り込ませやすい。では、なぜ女性の洋服は逆になっているのか。実はこれ、一説では、中世の頃に由来がさかのぼるという。当時、ボタンつきのシャツなどという手の込んだ仕立ての服は、限られた上流社会の貴婦人しか着ない高価なものだった。そんな貴婦人は、洋服を自分で着ることなどなかった。ただ突っ立って、メイドや小間使いといった使用人に着せてもらっていたのである着せる役目をする小間使いにとっては、左身頃にボタンがついているほうが着せやすかったというわけだ。ちなみに、女性の合わせが逆になっているのは、男性のためだという説もある。女性のシャツボタンをはずして、するりと脱がせやすいからだというのだが……。


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

火元責任者  手のひらを太陽に  ヘノカッパ  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の個別アプリ】

雑学大全2

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾アプリ。

【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305