ナポレオン②
【なぽれおん】
【雑学大全2】 ヒトの不思議 > 人物
一介の砲兵士官からフランス皇帝にまで登りつめ、一八一五年、ワーテルローの戦いに敗れて絶海の孤島セントヘレナ島に流され、無念のうちに五一歳の生涯を終えたナポレオン。彼の人生は、まさに「英雄」と呼ぶにふさわしい一生だった。こうしたことから、後世でもナポレオン人気は根強く、彼の遺品どころか身体の一部までもが競売にかけられ高値を呼んでいる。二〇〇五年一一月には、ロンドンでナポレオンの口から抜かれたと思われている歯が、一万一〇〇〇ポンド(二〇〇五年では日本円で約二二〇万円)で落札された。セントヘレナ島で抜歯したとされる犬けん歯しである。また、ときをさかのぼって一九六九年には、なんと彼の一物が美術品のオークションで有名なクリスティーズ社から売りに出された。彼が死んだときに、付き添っていた僧がそれを切り取り持っていたらしい。干からびたその一物は一万八〇〇〇ポンドの値がついていたが、買い手はなかったそうだ。干からびた一物から実際の大きさを推測することは難しいが、一説によると、普通の人間の半分ぐらいの大きさしかなかったとか……。
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【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全2」東京雑学研究会 |
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浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。 |
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