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サラリーマン
【さらりーまん】

雑学大全2社会 > 社会

いまは「ビジネスマン(あるいはビジネスパーソン)』というようであるが、やはりサラリーマン」のほうがピンとくる。英語で「給料」のことを「サラリー(salary)」というので「サラリーマン」なのだが、その「サラリー」の語源は、「塩を支給する」という意味のラテン語「サラリウム」からきているという。塩は古代ではたいへん貴重なものだった。とくに古代ローマでは、兵士たちの労働に対して支給されていたのは塩である。この塩はラテン語で「サール」と呼ばれ、とても大切にされていた。この「サール」が、その後の時代になって「塩代の銀貨」という意味の「サラリウム・アルゲントゥム」になり、そこから給料を意味する「サラリー」につながっていったようだ。ちなみに英語の「ソルト(塩)」の語源もこの「サール」である。日本でも同じように、給料とともに塩が支給されていたようなこともあった。奈良時代には親王以下の給料に、味噌などとともに与えられていたようである


東京書籍
「雑学大全2」
JLogosID : 14820744


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雑学大全2

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【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全2」東京雑学研究会

浜の真砂は尽きるとも,世に雑学の種は尽きまじ。新たな1000項目で帰ってきた,知的好奇心をそそる雑学の集大成第2弾。

出版社: 雑学大全2[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000728
サイズ: 25.6x18.4x3.6cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487801305