イラク高等法廷
【いらく・こうとう・ほうてい】
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イラクの首都・バグダッドに位置する裁判所
イラクの司法制度では、二審制を採用している。イラクの刑事訴訟法によると、第一審で死刑または終身刑の判決を出した場合、被告人の控訴がなくても、控訴審を開いて一審判決の妥当性を審理する。
現在、イラク高等法廷では、人道に対する罪などに問われているフセイン元大統領を裁いている。起訴事実は、1982年にイラク中部に位置するドジャイル村でイスラム教シーア派住民を虐殺した人道に対する罪など。
もともと国際法をイラク国内法に取り入れて特別法廷としてフセイン元大統領を裁いていた。イラクの国内法の規定に基づき設置され、イラクの裁判官が審理にあたる。
なお、イラクの刑法は、殺人罪などの重い犯罪で死刑の適用を認めている。
イラク高等法廷は5日、人道に対する罪などに問われているフセイン元大統領に対し、死刑の判決を言い渡した。
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