第3のビール
【だいさんのびーる】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > 生活
ビール風炭酸アルコール飲料
ビールの風味を醸し出していながら、酒税法上の分類はビールでも発泡酒でもないため、低い価格設定で販売されるアルコール飲料のこと。
麦芽の代わりに大豆や小麦などを原料に使うことで、酒税法ではビールや発泡酒ではなく、「その他の雑酒」または「リキュール類」に位置づけられる。そのため、350ミリリットル入り缶の店頭価格で見ると、ビールが210円前後、発泡酒が150円前後に対して、「第3のビール」は130円程度と低く抑えることが可能になった。
2003年にサッポロビールが発売した「ドラフトワン」を皮切りに、2004年にはサントリーが「スーパーブルー」で市場に参入した。2005年4月にはキリンの「のどこし」とアサヒビールの「新生」が登場し、大手4社から「第3のビール」が出そろった。
ビール業界の推計によると、ビール・発泡酒を含めたビール関連飲料全体に対して、「第3のビール」の出荷量が2割に達した模様だ。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【辞典内Top3】
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「時事用語のABC」時事用語ABC編集部 |
|
今の社会が見えてくる話題のキーワードをやさしい言葉でわかりやすく解説しています。情報協力:松山大学檀研究室。社会貢献活動の一環としてメールマガジンなどのサービスを展開中。就職活動や資格試験のほか、教養・雑学の情報源として多く利用されている。 |
|
出版社:
時事用語のABC[link] |