本来任務
【ほんらいにんむ】
【時事用語のABC】 時事用語アーカイブ > 政治
自衛隊における国土防衛や治安維持などの活動のこと
自衛隊の本来任務は、外国による武力行使といった侵略から国土を防衛することである。また、必要に応じて、治安出動や災害派遣なども行うことになっている。
さらに、そのような本来任務の遂行に支障を生じない限度内において、政府専用機による要人の輸送や国連平和維持活動(PKO)などを行うことができる。このような自衛隊の活動のことを付随的任務と呼んでいる。
現在、自衛隊を海外に派遣して国際平和協力業務を行わせることは付随的任務に位置づけられている。1992年のPKO協力法施行以来、自衛隊が海外に派遣される機会が多くなった。
防衛庁は、現在の自衛隊法で付随的任務と位置づけられている自衛隊の海外活動について、「本来任務」に格上げする方針のようだ。年末までに策定する新たな防衛計画大綱策定に盛り込み、法改正を目指している。
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