逸口香[あけぼの菓子舗]
【いっこっこう】
【全国五つ星の手土産】 九州・沖縄 > 佐賀県
江戸時代末期に京都で好まれた茶菓子・逸口香を伝承する、慶応元年(1865)創業の老舗。香りが口から溢れんばかりの菓子、ということから名付けられたといわれる逸口香は、もともとは江戸中期に中国から伝わった焼き菓子。小麦粉に砂糖を混ぜ込んだ皮に、黒砂糖と水飴、おろしショウガで作った餡を入れ、こんがりと焼く。ぱりっとした歯ごたえと、甘さの中に香ばしさが漂うような不思議な味わいが特徴。昔ながらの手作りで一枚一枚焼き上げていく、まさに伝統の銘菓である。このほか、白砂糖と水飴、おろしショウガの白餡、白砂糖と水飴、抹茶の抹茶餡もある。
店の二枚看板といわれる落雁も歴史を感じさせる銘菓。中でも、厳選した素材で作られた上質の餡入り落雁・筑後川は、茶菓子から始まったあけぼの菓子舗ならではの、色合いも美しい上品な一品だ。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |