竹屋饅頭[竹屋饅頭本舗]
【たけやまんじゅう】
【全国五つ星の手土産】 中国 > 広島県
文久元年(1861)に創業。広島浅野藩の城下で竹屋谷以信が酒饅頭作りを始めたのが最初で、以来代々饅頭作りに心血を注いできた。現在は七代目。「一意専心」のモットーのもと、昔ながらの製法でじっくり仕上げた餡と、長い伝統の中で育まれた皮作りの技を生かし、同時に時代に順応して更なる改良も続けている。
竹屋饅頭のルーツである酒饅頭は、うるち米で造った酒を小麦粉に混ぜ、その皮で小豆餡を包んだものだった。今でも本格的な酒種を使っており、しっとりした生地からは馥郁とした香りが立ち上る。北海道十勝産の良質な小豆で作るこし餡の風味ともよくマッチした一品だ。かたくなりやすいのが難点で、冷凍保存して温めなおしてもよいが、やはり出来たての味は格別。毎日出来たてを味わってもらおうと、早朝から饅頭作りに取り組み、店の開店は午前6時30分だ。ほかに自慢の餡を生かした和菓子も多数。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |