とち餅[お菓子の壽城]
【とちもち】
【全国五つ星の手土産】 中国 > 鳥取県
お菓子の壽城の店舗は名前のとおり、旧米子城天守閣を模した豪壮な建物で、平成5年に寿製菓によって“築城”された。館内は菓子販売だけでなく近代的な観光施設になっていて、洗練された広い空間で買い物や飲食が楽しめる。主力商品は代表銘菓とち餅だ。
栃の実は古くからの山里の味覚。あくが非常に強いが、上手にあく抜きしてもち米と共に搗いて作る栃の実の餅は、独特の風味があって、妙に人々を引きつける。壽城を建てた寿製菓の創業者で現会長・河越庄市さんの、「昔、母が作ってくれた栃餅の味が忘れられず、いつか商品化したい」の思いを実現したものだ。壽城のとち餅は2種類ある。餅の中に餡が入った白とち餅と、餅に餡をからめた赤とち餅。どちらも栃の実独特の日なたくさい香りが、母の懐のような懐かしさを感じさせる。やわらかい餅はさらりとしたこし餡とよく合う。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |