名物みむろ[白玉屋榮壽]
【めいぶつみむろ】
【全国五つ星の手土産】 近畿 > 奈良県
弘化元年(1844)創業の老舗。初代が名物みむろを創り出して以来、160余年間一子相伝で七代にわたって、その製法を受け継いできた。名物みむろとは、大和特産の大納言小豆の餡と大和米のもち米を使った最中のこと。その名は、同店の守護神である三輪明神大神神社のご神体山・三諸山に由来している。
かつては大和上街道の宿場町の銘菓として親しまれ、明治以降は交通網の発達により、広く全国に名が知られるようになった。以来、数々の賞を受賞してきた上、昭和26年には昭和天皇に同地の代表銘菓として直接ご嘉納の栄誉を賜ったという。
ぱりっとした皮と香り豊かな餡は絶妙の味わい。夏でも日持ちがよく風味が変わりにくいのが自慢で、贈答品には最適な一品だ。お茶席の菓子としても評価が高い、まさに珠玉の最中といえよう。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |