でっち羊羹[和た与]
【でっちようかん】
【全国五つ星の手土産】 近畿 > 滋賀県
文久3年(1863)、砂糖問屋に奉公していた初代小川与惣松が暖簾分けを許されて創業した老舗で、近江を代表する銘菓、でっち羊羹発祥の店として有名。現在は五代目の小川与志和さんが当主となり歴史を受け継ぐ。
でっち羊羹とは、小豆餡を小麦粉と練り合わせ、一本一本手作業によって竹皮に包み込み、強い蒸気で蒸し上げたもの。天然の竹皮を使っているため、一つとして同じものがない。でっち羊羹の名は、丁稚小僧が故郷の両親へのみやげとした品で、丁稚でも買える手頃な菓子、または「でっちる=こね合わせる」からその名が付いたといわれている。包みを開くと、竹皮の素朴な香りが漂ってくる。どこか懐かしい素朴な味の羊羹は、飽きのこない味わいだ。米粉を100%使用したもちもちした食感のういろ餅も同店の人気商品。ともに、近江八幡の銘菓として愛されている。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |