飛騨のかたりべ[飛騨菓子匠 音羽屋]
【ひだのかたりべ】
【全国五つ星の手土産】 東海 > 岐阜県
飛騨の駄菓子を作り続けてきた老舗。「江戸時代末期頃から庶民の粗菓として作られた駄菓子を、できるだけその頃のまま今に伝えたい」という言葉どおり、店には駄菓子が目白押しだ。黄な粉の練り菓子の甘々棒、いろいろな穀物を煎餅状に固めたこくせん、落花生を飴で固めた豆板など懐かしい味が揃い、かりんとうやおかきの種類も豊富。色のきれいな飴や金平糖が彩りを添え、いっそう楽しさをかきたてる。昔ながらの、明治時代のあんぱんなどもあり、いずれも素朴な美味しさ。
そうした駄菓子作りの中から生まれた茶菓子が飛騨のかたりべ。駄菓子によく使われる香煎(麦こがし)と黄な粉の練り菓子だが、薄く延ばし、切り分けて糖蜜をからめ、上品に仕上げている。30年ほど前に誕生し、今では飛騨銘菓として定着した。ほかに特製くるみ最中、季節の饅頭、いもようかんなども人気。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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出版社:
全国五つ星の手土産[link] |