栗甘納糖初霜風情[芳房堂]
【くりあまなっとうはつしもふぜい】
【全国五つ星の手土産】 関東 > 群馬県
約8年間甘納豆店で修業した横山芳房さんが、昭和34年に独立して開業。一代で築き上げた店だが、職人ならではのこだわりで、高品質の甘納豆を作ることで定評がある。中でも栗甘納糖初霜風情は、昭和の頃から製造している、栗を甘納豆に仕上げた希少な銘菓。吟味した良質で大粒な栗を一粒一粒丹念に煮込んで作るもので、名前は渋皮を残した姿が初霜の風情を思わせることから付けられた。ヒントは日本料理の前菜、栗の渋皮煮だが、甘納豆として商品となるまではかなりの苦労があった。完成した初霜は、渋皮の香ばしさと上品な甘さの取り合わせが絶妙な、従来の栗甘納豆とは異なる逸品だ。
定番の五色甘納豆もまた、しっとりと風味豊かで、並みのものとはひと味違う。甘納豆とはこんなにおいしいものだったのかと、開眼する人もいるほどだという。甘納豆をゼリーで包んだ芳房星もファンが多い。
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【この辞典の書籍版説明】
「5つ星の手土産」岸 朝子/選 |
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料理記者歴50年の岸朝子が全国津々浦々の土産銘菓を,伝統,味,地元定着度,地元推奨度,全国的知名度などの観点から厳選して紹介する,まさに日本国民必携の永久保存版手みやげ大全。 |
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