そばきりや 山形田
【そばきりや やまがただ】
【東京-五つ星の蕎麦】 都内の名店88軒 > 中央区
「出身はどこ?」、「山形だ」。これが店名の由来。山形田の田は、食生活を支えている田んぼに感謝して漢字にしたという。店長は、もちろん山形出身。しかも、元気はつらつとした女性。そばは山形県大蔵村から直送される粉で打つ十割、外一、二八の田舎の3種類がある。田舎は、板そばと呼ばれる山形の名物。十割は一日20食、外一は一日40食の限定だ。
東京では、この店でしか食べられないのが蔵王冷やし地鶏そば。これは、蒸した地鶏と三つ葉をそばにのせた山形県谷地集落に伝わる郷土そば。地元では肉そばと呼ばれ、あっさりとしているもののコクがある。米沢牛の刺身、ロース焼き、たたきのほか、玉こんにゃく、ふきのとう味噌、だだ茶豆、紫色の食用菊のおひたし・もってのほかなど、酒の肴も山形産ぞろい。山形の地酒とともに味わえる。
店内は細長く続くカウンター席のみ。そばの量の多さと値段の安さから、昼前後は行列ができるほど混み合う人気店だ。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京 五つ星の蕎麦」見田盛夫/選 |
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並木藪蕎麦、巴町砂場、神田まつやなど伝統の技が味わえる名代の老舗から、進化し洗練された蕎麦でたちまち有名となった新鋭店まで、都内と近県の118の名店を料理批評家・見田盛夫が厳選。蕎麦の基礎知識や全国の名店217軒の情報も付いた、蕎麦好きのバイブル。 |
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出版社:
東京-五つ星の蕎麦[link] |