銀座 維新號本店
【ぎんざ いしんごうほんてん】
【東京五つ星の中国料理】 中国料理 > 中央区
明治32年(1899)、初代が神田に食品雑貨店を開いたのがそもそもの始まり。やがて近くに暮らす中国人留学生が店に集まるようになり、彼らの求めに応じて祖国の家庭料理を出すようになった。留学生の中には作家の魯迅や後に中国首相になる周恩来などがおり、意気盛んで夢多い彼らの「ここから新しい時代が始まる」という言葉から維新號の屋号が生まれたという。
店は戦後、昭和23年に銀座で再開。以来、名物の中華饅頭をはじめ上海南部の寧波料理をベースにした古きよき中華料理を提供してきた。
赤坂や新宿にも支店があるが、先代から引き継いだ秘伝のタレを作り足しつつ使っているのはここ本店だけ。麺類や炒飯など素朴な料理にも使われて、独特の懐かしくも馥郁たる味が生まれている。
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【この辞典の書籍版説明】
「東京五つ星の中国料理」岸 朝子/選 |
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東京を代表する福臨門、全聚徳、銀座楼蘭、赤坂離宮、横浜中華街を代表する聘珍楼、萬珍樓、招福門など、素材と伝統の技が冴える中国料理の老舗、名店を岸朝子が厳選。いまだかつてなき中国料理店ガイドブック。 |
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出版社:
東京五つ星の中国料理[link] |