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▼マグロは種類によって味も値段も大きく違う
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われわれが普段口にしているマグロは5種類。これらの各特色については案外知られていないので、ごく簡単に紹介しておきたい。
もっとも美味といわれ、高価なのがご存じのクロマグロ。銀座の高級店ですしを摘まんで、一貫当たり何千円もの値段になるのは、この種類でなければならない
ミナミマグロはクロマグロの味にもっとも近い高級マグロ。よく似ているクロマグロよりも目が大きく、体がずんぐりしている。オーストラリア、ニュージーランド沖、インド洋などで漁獲されるインドマグロとも呼ばれ、全長は2メートルほど。
キハダはキワダとも呼ばれる。背は濃青色、腹部は黄色っぽい銀白色。また長く伸びた尻ビレと離鰭と呼ばれる小さなヒレも黄色く、そこからキハダの名がある。クロマグロとミナミマグロに次いで美味とされる。全長1メートル、体重50キロ前後が多い。
ビンナガは漢字で書くと鬢長。人によってビンチョウとも呼ぶ。胸ビレ(ビン)が長いためにこの名がある。全長1メートル、体重30キロともっとも小型のマグロだ。英名でシーチキン。主に缶詰にされていたが、最近では刺身用として出回るようになった。ある回転すし屋で得意気に「ホンマグロのトロです」といってにぎってくれたことがあるが、あの白い身はたしかにビンナガだった!


東京書籍
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

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【この辞典の書籍版説明】

「旬のうまい魚を知る本」東京書籍

季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。

出版社: 旬のうまい魚を知る本[link]
編集: 東京書籍
価格:1836
収録数: 650匹232
サイズ: 18.6x13x2cm
発売日: 2002年8月
ISBN: 978-4487797776