data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

▼タコは臆病だけれど間抜けではない
【】

旬のうまい魚を知る本 >

イタリアやスペインなどを除き、欧米ではタコを食べない。海の向こうでは悪魔と呼ばれたり、どん欲の権化、臆病、間抜けといわれ、いい印象は少しもない。臆病なのはそのとおり。見たとおりにむき出しの体だ。貝と違って身を守る殻もなければ、魚みたいなウロコもない。鋭い歯を持った魚に狙われたら、たまったものではない。昼は保護色で岩のあいだに隠れ、夜になったら動きだしてエビやカニをからめ取る。臆病だけれど間抜けなんてとんでもない。
所変われば、タコの印象も変わる。わが日本ではけっして悪いイメージではない。全国に蛸薬師が散在するのも、古くからタコが親しまれていたからだ。タコには吸盤があり、そのため蛸薬師は吹き出物やいぼなどを取り除いてくれると信じられているのだ。またタコは目がいいことから、目の病にも効くとされる


東京書籍
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

▼強烈なヌメリを取り除く効果絶大な方法  ▼一本釣り漁師好みのマヨネーズニンニク醤油の刺身だれ   ▼キビナゴとイカナゴは大違い  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の書籍版説明】

「旬のうまい魚を知る本」東京書籍

季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。

出版社: 旬のうまい魚を知る本[link]
編集: 東京書籍
価格:1836
収録数: 650匹232
サイズ: 18.6x13x2cm
発売日: 2002年8月
ISBN: 978-4487797776