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▼日本沿岸海域を行き来する回遊魚
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旬のうまい魚を知る本 >

ブリは回遊魚である。南の海域でふ化して育ったモジャコと呼ばれる稚魚は、中・大型魚から逃れるため、流れ藻に隠れながら暖流に乗って北上する。生後1年で15~20センチ、2年で25~40センチ、3年で50~55センチに成長して、この三年魚から大回遊が始まる。春から夏にかけてはエサを求めて北海道南部海域や津軽海峡まで北上し、秋になると暖かい海を求めて日本沿岸海域を南下する。主要な漁場は、太平洋側では、日向灘、土佐灘、熊野灘、駿河湾、相模湾などで、日本海側では山口県の響灘から北海道の積丹半島まで。春になるとどんどん南下して対馬や五島列島でもとれる。


東京書籍
「旬のうまい魚を知る本」
JLogosID : 14820744


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【辞典内Top3】

▼赤・金・黒と、生息する場所によって体色が異なる  ▼鮮やかな赤色は血にヘモグロビンが含まれているため  ▼卵を抱えるメスの商品価値が高い  

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【この辞典の書籍版説明】

「旬のうまい魚を知る本」東京書籍

季節別旬魚の解説,全国地域別旬魚カレンダー,代表的漁港マップに加え,魚の構造や通の食べ方などのコラムも充実。鮨屋,レストランなどで魚を語れる人になるためのバイブル。

出版社: 旬のうまい魚を知る本[link]
編集: 東京書籍
価格:1836
収録数: 650匹232
サイズ: 18.6x13x2cm
発売日: 2002年8月
ISBN: 978-4487797776