ワイングラス①
【東京雑学研究会編】
【雑学大全】 生活 > モノ
日本でもワインブームとともに、ワイングラスがおなじみの食器になってきた。細長い脚を持つおしゃれなグラス。ワイングラスはなぜあのようなデザインになっているのだろう。
あの長い脚は、見た目の美しさだけをねらったものではない。実は、あの脚を持って飲むためである。脚の上のボールの部分を持つと、手の温度がワインに伝わるので味に影響が出る。赤ワインの味は温度に敏感だ。また、冷やして飲むことが多い白ワインの温度を上げないためにも、グラスの脚を持って飲むのがマナーになっている。
脚の部分をしっかり持って、渦巻状にグラスを回すと、ワインの香りを広げることができる。香りと味はワインの大切な要素である。
また、ボールの部分に触れると、指紋がつき見苦しいので、おしゃれなワインにはふさわしくない。
なるほど、ワインを楽しむために、人間はそうとうなエネルギーを費やしてきたことがわかる。心してワインを楽しみたいものである。
data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。
【関連コンテンツ】
広告を表示できません。
【この辞典の書籍版説明】
「雑学大全」東京雑学研究会 |
|
“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!! |
|
出版社:
雑学大全[link] |