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バーコード
【東京雑学研究会編】

雑学大全生活 > 知恵

今ではどんな商品にもついているバーコード。縞模様を読み取らせるだけで商品の名前や値段が一発で出てくるのはすごいが、一目見たぐらいではどれも同じようで区別はつかない。例えば、黒い線を一本付け加えたりして、値段を変えることはできないのだろうか。
コードレーザー光線で、いちばん左端の線から右の線までを横切ることによって読み取る。横に線を加えても、全部の線が読める部分があれば読み取り可能だが、縦に線を書き加えたりすると読み取れなくなってしまう。
勝手に書き加えられたコードのほとんどがエラーになるのは、間違い防止のためのチェック用の数字が最後にあるからだ。
バーコードの縞模様が表しているのは、単なる数字だ。数字は商品に対応しているから、別の商品の値段が表示されることもない。
つまり、その商品がいくらかをレジに設定しておけば、バーコードを読み取らせるだけで値段が出てくることになる。同じ商品でも別の店で読み取らせれば値段が違うし、同じ店でもセールのときには値段が変わるわけだ。
店にとってさらに便利なのは、読み取らせるだけでどの商品が売れたか記録されることだろう。多くの商品の管理が必要なチェーン店では効果的システムだ。
バーコードは、小売店のレジの効率を上げるため、一九六八年にアメリカで考案された。ヨーロッパ規格のEANコードとアメリカ規格のUPCコードがあり、日本ではEANコード基づく一三桁の標準タイプと、八桁の短縮タイプJANコードが使われている。
白と黒の縞は、基本となるいちばん細いバー七本分の幅のどこに黒いバーが何本入るかで、〇から九までの一〇種類の数字を表す。
バーコードが表している数字は、バーコードの下にあるものと同じ。八桁のJANコードでは、最初の二桁が国、後は企業、商品、チェックデジットを表す。日本国産の製品は、必ず最初の二桁が「四九」になっている。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473