data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

トローチ
【東京雑学研究会編】

雑学大全生活 > 食べ物

トローチ」とは、もともとギリシア語で「円盤、車輪」を意味する「トロコス」に由来する。その名のとおり、真ん中に穴があいているのが特徴だ。
なめているとき、あの穴に舌の先端を入れるのがなんとも楽しいのだが、まさかそのために穴があいているわけではないだろう。いったいトローチには、なぜ穴があいているのか。
意外なことに、あの穴は安全を考慮してあけられたのだ。
かつてトローチに穴があいていなかった頃、服用中の子どもに事故が多発した。なめている途中に誤って飲み込んでしまい、錠剤が気管支に入って、そのまま窒息してしまう事故だ。
事故を防ぐには錠剤を小さくすればいいが、のど薬は口の中にある時間が長いほどよく、小さいとすぐになくなってしまう。
そこで、錠剤の直径を小さくすることなく、しかものどにつまらないようにと考案されたのが、あの穴なのだ。穴があれば、万が一のどにつまらせても窒息することはない。実際に穴あきになってからは、窒息事故は明らかに減ったという。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


data-ad-slot値が不明なので広告を表示できません。

【辞典内Top3】

握手  奥の手  国連旗  

【関連コンテンツ】

広告を表示できません。

【この辞典の個別アプリ】

雑学大全

「働きバチは1日6時間しか働かない」など、知的好奇心をそそる雑学の集大成。全1000項目を収録したアプリ。

【この辞典の書籍版説明】

「雑学大全」東京雑学研究会

“働きバチは1日6時間しか働かない”,“下手な医者をなぜ「ヤブ」と呼ぶのか?”,“『浦島太郎』のカメはオスかメスか?”……のような知的好奇心そそる雑学の集大成。なんと全1000項目!!

出版社: 雑学大全[link]
編集: 東京雑学研究会
価格:2160
収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473