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都道府県
【東京雑学研究会編】

雑学大全地理 > 国・島・都市

どうして、県で統一されずに、府や道といった名称になったのであろうか。東京都の場合には、そこが首都だからわかる。でも、京都府、大阪府、北海道の場合は、なぜ県ではなかったのだろうか。
府と県が最初に決められたのは、一八七一(明治四)年の廃藩置県のときである。府という呼び方は、中国の行政区画で、県より一般的に上であったことを示すもの。このときは、東京も府で、それに大阪と京都がそうだったのだ。
東京が都となるのは、一九四三(昭和一八)年である。東京府と東京市が合体して、東京都となった。戦時下において、首都機能を簡略化するのが目的だったという。
北海道という名称は、意外や、この中ではいちばん早くに生まれている。一八六九(明治二)年、それまで蝦夷地と呼んでいたものを北海道とした。ここには、県に相当する藩がなかったために、その名称はつけられずに、天皇が政治の中心にあった律令時代の行政区分である「道」がつけられることになったのである。なお、これを提唱したのは江戸後期の水戸藩主、徳川斉昭だとか。


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473