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【東京雑学研究会編】

雑学大全生物の不思議 > 鳥類

半球睡眠という言葉を聞いたことがあるだろうか? これはつぶっている目とつながっている脳だけが睡眠中という、とても器用な眠り方のことをいう。
では、あいている目とつながっている脳は、どんな状態かというと、確かに脳は起きているが、とてもリラックスした良い状態になっているらしい哺乳類ではイルカが、そして多くの鳥の仲間がこの眠り方をしているらしく、ツルも半球睡眠である
水族館で実際にイルカを観察してみると、この状態がよくわかる。たしかにイルカは時々片目をつぶっている。しかも、左右交互にそのつぶっている目を交代させている。その場合、片方の目はあいているとはいえ、普段よりも動きは鈍い。
考えてみるとイルカは、水の中で生活しているとはいっても、魚ではない。時々水面に顔を出して肺呼吸をする必要があるのだ。もしも完全に眠ってしまったら、おぼれて窒息してしまうことになる。
そして、ツルの場合はというと、ツルは陸上で生活するため、完全に眠ってしまっても窒息する心配はない。
しかし、鳥は、基本的に陸上の動物と比較すると力が弱く、外敵に襲われる危険性をいつも抱えて生きているのだ。
そんな厳しい自然界の中で生き抜くためには、この半球睡眠は、必要不可欠の眠り方なのだろう


東京書籍
「雑学大全」
JLogosID : 14820744


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編集: 東京雑学研究会
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収録数: 1000696
サイズ: 26x19x4cm
発売日: 2004年8月
ISBN: 978-4487799473